世話人代表挨拶
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平成29年度より世話人代表が交代となりました。

世話人新代表 渕雅子 

    (九州栄養福祉大学 教授)

この研究会は、平成2年に鎌倉矩子先生を初代代表として発足されました。その当時様々な高次脳機能障害に関する学会・研究会がある中、本研究会は、私たちが出会った一例一例をじっくり、大事に症例検討を行い、そしてどのように最適な作業療を展開したらよいかをみんなで経験と知恵を寄せて考え、そしてまた実践するということを繰り返してきました。四半世紀たった今でもそのスタイルは変わってません。

 その間、高次脳機能障害に関しては、裏付けとなる学問体系の発展による医学的な対応に加え、厚生労働省による高次脳機能障害支援モデル事業を経て、各自治体における高次脳機能障害支援普及事業としてシステマティックな支援の構造が確立してきました。しかし、地方によってその支援の内容はさまざまですし、また、高次脳機能障害を有する人々は多彩な課題を持っています。その個性にきめ細かに対応するためにも、私たち作業療法士の取り組みは重要であると考えています。

 本研究会では、高次脳機能障害を有する方々に様々な立場で関わる作業療法士が、互いの悩みを共有し、一人では解決できない課題に対し、作業療法士としての視点から解決方法を見つけていきます。このために、年に一度、一例一例の症状に時間をかけて丁寧に分析し、より良い介入方法について深く考えています。これらのことを、世話人をはじめフロア全体で討議し、明日への臨床につなげてもらいたいと考えています。また、研究会の質疑応答の内容は会誌として配布しています。さらに、ホームページを利用してup dateされた情報、皆様に役立つ情報の提供も行っていきたいと考えています。世話人はみな作業療法士ですが、もちろん他職種の方も大歓迎です。同じチームとして活発な討議ができればと考えています。

 「観る・聴く・学ぶ」をモットーとした高次脳機能障害作業療法研究会へ、多くの皆様に入会のお誘いを申し上げます。

 高次脳機能障害作業療法研究会 

   代表世話人 渕 雅子